自分の歴史を紐解く。というのは思ったよりシンドイ

普段の生活で「自分のこと」は基本的にあまり喋らない。いつも聞き役に徹している。自分の話しには何の価値もないし、ボロが出るどころか埃だらけで人を不快にしてしまうかも...という不安がある。ネガティブなことは特に話さないようにしている。明るく冗談交えて笑いながら愚痴を言い合うことはあっても、本気モードの話しは猛毒な気がして。話した人にまで感染させてしまうかも...と思うと話せない。そうして自分の中に押し込む癖がついた。

 

社会で生きて行くために、小さい頃からそれが普通だった。毎回その場で必死に自分の中で折り合いをつけ「汚い何か」を心の奥底に押し込んでは蓋をしてきた。ピュアな良い子でいるためには必要な作業だった。それが当たり前のことになりすぎて、そこに無理が生じてる事に、いい歳になるまで気がつかなかったのだ。

 

現状から抜け出すためには、自分の汚い本心と向き合うことがとても大切らしい。それを知って始めたこのブログは「心の闇を晴らすため」「本当の自分の気持ちと向き合うため」に書いているため、誰にも話せないダークでネガティブな内容ばかりだ。

 

今まで必死に外に出さないようにと何重にも繋がれた心の鎖を1つずつ解く作業は、ゲームの世界なら紫や黒で表現された毒々しい煙が立ち上る「悪しき何か」の封印を解くようで、とても勇気がいる。思い出したくない。考えたくない。認めたくない。そんな内容ばかりで思っていた以上にシンドイ。負ばかりで誰も幸せにできない内容で。書くのも読むのも負担が大きすぎて、書く前以上に心が苦しく重くなる。夢で再現されたり、夜に思い出して眠れなくなったりする。本末転倒な状況だ。書かないほうが気分がマシなんじゃ?という気持ちでいっぱいだ。だけど...やっぱり心の青空を夢見て、不定期でもう少し続けてみようと思う。